指の切り傷で日本のクリニックを受診
怪我はいつどこで、ちょっとした油断の中でも起こり得ます。私も料理をすることはあまり多くありませんが、昨日、玉ねぎを切っている際に左手の小指の先を長さ約1cm、比較的深く切ってしまいました。
突然の包丁によるけがに慌てましたが、応急処置をした後、翌日に日本の皮膚科・形成外科クリニックを受診し、治療を受けました。本記事では、包丁で切った傷の治療のために訪れた日本の病院での診療体験、そして診察費について共有いたします。
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受診記録:日本の皮膚科・形成外科クリニック
普段は少し包丁で指を切った程度では病院には行きませんが、今回は傷がかなり深いと感じたため、自宅近くの皮膚科・形成外科を受診しました。以前にも顔の皮膚の傷をほとんど跡が残らず治療していただいたことがあるクリニックだったので、信頼できました。
医師に傷口を見せたところ、次のような処方を受けました。
・2日間の抗生物質の服用
・朝晩の消毒と抗生物質軟膏の塗布
・滅菌ガーゼでの傷口保護
縫合することも可能でしたが、指の部位の場合は少なくとも14日間は抜糸せず、その間に絶対に水が触れないように管理する必要があるため、現実的には難しいとのことでした。
その代わり、私の場合は早ければ7日から10日ほどで自然に治癒する見込みがあり、10日後に経過を確認することになりました。

こちらが診療の領収書です。日本では健康保険に加入している場合、一般的に自己負担は診療費全体の30%となります。
ご自身が健康保険に加入しているかどうか不明な場合は、病院を受診する前に必ず確認されることをお勧めします。特に会社員であれば、健康保険は社会保険に含まれているため、多くの場合自動的に加入されています。
この日は初診料、処方箋発行料、傷の処置費などが含まれ、合計1,260円の請求となりました。
受診記録:日本の薬局

診療後に薬が必要な場合は、診療の領収書と一緒に処方箋を受け取ります。
その処方箋を持って近くの調剤薬局に行き、薬を購入することになります。
ただし、薬局によっては薬がすぐに在庫にない場合もあるため、その際は複数の薬局を回らなければならないこともあります。
今回は内服の抗生物質、消毒薬、そして抗生物質の軟膏が処方されました。

写真の左上から右にかけて順に、サージカルテープ、滅菌ガーゼ、抗生物質軟膏、消毒薬、内服抗生物質です。
サージカルテープと滅菌ガーゼは処方箋には含まれていませんでしたが、傷の保護のために薬局で追加購入したものです。

最後に薬局の領収書です。
処方箋で購入した薬は健康保険が適用され、3割負担で780円、傷の保護のために別途購入した製品は432円で、合計1,212円かかりました。
日本では健康保険に加入していれば診療費や薬代は比較的負担の少ない金額で済みますので、傷が少しでも気になる場合は迷わず早めに病院を受診し、適切な治療を受けられることをお勧めします。
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