THOM BROWNE BAR
トム ブラウンは、2001年にニューヨーク・ウェストビレッジで、わずか5着のオーダースーツからスタートしたアメリカのラグジュアリーブランドです。伝統的なテーラリングの構造を基盤に、洗練されたプロポーションと緻密な仕立てによって「グレーのスーツ」の美学を再定義し、トリコロールリボンや4本ラインといったシグネチャーディテールを通じて、ミニマルでありながらも強い個性を持つ独自の世界観を築いてきました。
そうしたトム ブラウンの世界観を体現する、ブランド初となるバー併設ストアが、神戸阪急新館2階にあります。ファッションとお酒という異なる要素を自然に融合させた空間で、トム ブラウンならではの抑制的で知的な美意識を、より立体的に体験することができます。
バーでは、デザイナーであるトム ブラウン自身がプライベートで愛用している特別なバカラのグラスが使用され、空間全体にいっそうラグジュアリーな雰囲気をもたらしています。洋服を選ぶ時間と一杯の余韻を同時に楽しめるこの場所は、ショッピングという行為を感覚的な体験へと広げる、新しいかたちのストアと言えるでしょう。
店舗情報
●住所
〒651-8511 兵庫県神戸市中央区小野柄通8丁目1−8
JR 三ノ宮駅から徒歩約5分です。
●電話番号
078-221-4181
●営業時間
10:00~20:00
●注意事項
営業時間および休業日は神戸阪急の営業時間に準じます。
バー併設ストア

神戸阪急のトム ブラウン バーは、独立したスペースではなく、トム ブラウン ストアの店内奥にあります。そのため、初めて訪れる場合は、場所が分かりにくいかもしれません。
ストアの入口はいくつかありますが、他ブランドのショップが並ぶ側の入口から入ると、店内に入って左手奥にトム ブラウン バーがあります。

こちらはトム ブラウン バーの全体の様子です。想像していたほど広い空間ではなく、トム ブラウン ストアの一部スペースを使用して構成されています。
バーの奥にはさらに別の売り場が続いており、売り場と売り場の間にバーが配置されたような構成になっています。

2名掛けの小さなテーブルが3卓用意されています。収容人数は多くありませんが、テーブル同士の間隔が広く、比較的ゆったりと座って過ごせるところが印象的でした。
荷物が多い場合は、スタッフが荷物を入れるための収納ボックスを用意してくれるため、より快適に利用できます。

カウンターには数種類のウイスキーとノートパソコンが置かれています。ノートパソコンは会計などの店舗業務に使用されているため、テーブル席が空いていれば、そちらを利用したほうがより快適かもしれません。
カウンター背面の棚にはワイングラスなどがディスプレイされており、空間全体にいっそう上質な雰囲気を与えています。
バー メニュー

こちらはトム ブラウン バーのメニューです。全体的にシンプルに構成されており、個人的にはとても良いと感じました。構成がすっきりしている分、空間の雰囲気ともよく合っていると思います。
メニューはシャンパンやワイン、ウイスキー、日本酒など、バーらしくお酒を中心に構成されています。また、お酒を飲まない方のためのノンアルコールメニューも用意されており、誰でも無理なく空間を楽しめる点が好印象でした。
実際に注文したコーヒー

昼間の時間帯に訪れ、同行した友人たちがお酒を飲まないため、アルコールではなくコーヒーを注文しました。バーの空間ではありますが、日中は比較的落ち着いた雰囲気で、コーヒーを飲みながらゆっくり過ごすことができました。
コーヒーは一般的な白いカップで提供され、正直なところ、トム ブラウンらしさはあまり感じられませんでした。個人的には、カップや細かなディテールにもう少しブランドの個性が反映されていたらよかったのではないかと、少し惜しく感じました。

一方で、アイスコーヒーにはトム ブラウンのコースターが使用されており、先ほど感じた少しの物足りなさを補ってくれました。このコースターは購入も可能で、4枚セットで約5万円ほどだったと記憶しています。また、必要であればストローをもらうことができ、濃いグレーのストローからもトム ブラウンらしさをしっかりと感じられました。
トム ブラウンがお好きな方であれば、神戸旅行の途中に世界初のトム ブラウン バーに立ち寄り、ゆったりと一杯を楽しみながらショッピングをするのも、また違った体験になると思います。
■神戸阪急 トム ブラウン バー



Comments